テーブル筐体の思い出

 ゲーム、それもアーケードゲームの話になりますが、「テーブル筐体」というものをご存じでしょうか。これは大昔のゲームセンターで標準だったゲームの筐体(プレイする画面とコントローラが一体になった台)です。

 現在のゲームセンターでは、画面が80度ぐらいに起き上がっている「ミディタイプ筐体」というものがメインとなっていますが(それも悲しいことに、ビデオゲームこと減ってきましたが)、大昔のゲームセンターでは、机の中に画面が埋まっている感じになっていて、それをのぞき込みながらプレイする形というのが主流だったのですよね。このほかにも、立ちながらプレイする「アップライト筐体」というのもありました。あと、駄菓子屋用筐体もあったなあ。このテーブル筐体が普及したのは、おそらくは昭和50年代に『スペースインベーダー』がブームとなり、喫茶店などに導入されたのもあると思います。たしかにこれ、そのまま飲食をするテーブルとして使えますし。

 ただ、今思うとこれ、「なんでこんなんでプレイできたんだろ」と思うほどやりにくいものだったのですよね。それは画面が床と平行なため、画面に対して下の角度から見る形となるため見にくく、それをよく見ようと顔を近づけると、中腰がちになって体勢的につらくなるという感じ。しかも天井の照明がダイレクトに画面に反射して見えにくいという感じ。ですので、普通に座っていても画面をほぼ正面から見ることの出来るミディタイプ筐体(ブラストシティ、エアロシティなど)は革新的だったのですよね。ですので90年代の格ゲーブーム以降はミディタイプ筐体による対戦台の構築もあり、テーブル筐体は姿を消していきました。あ、いや、唯一よく使われているジャンルがあったな。脱衣麻雀で(あまりおおっぴらにできないからかも)。

 しかし、昔からのゲーマー的には、使いづらいところはあってもやはりこれにはちょっとした愛着があるのですよね。かなり小さい頃、スーパーのゲームコーナーでこのテーブル筐体の「ハイパーオリンピック」(コイン傷跡あり)や「魔界村」をクリアした世代なので。
 もう、都心のゲーセンでは見ませんが、たまに古いゲーセンや地方のホテルのコーナーで置いてあると、思わずやってみたくなるのですよね。

 で、先日以下のようなものを見つけました。

  ■スペースインベーダー ゲーム筐体(きょうたい)型 貯金箱

 そうそうこれこれ、この形ですよ。買おうかなあ(貯金箱だけど)。

 ちなみに、何故いきなりこんな話をしたのかは、まあそのうち。

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